k-takahashi's blog

個人雑記用

scitech

共通テスト2022 数学Ⅰ・A

もののはずみで、今年の共通テストの数学の問題を解いてみた。 いやいや、酷いもんだ。細かいミスを幾つもやらかしたのもあるが、とにかく時間がかかりすぎ。特に図形関係の問題は、諸々の定理を忘却していたり、中途半端に憶えていたりでえらい目に合った。…

ジェームズ・ウェッブのファーストイメージ

www.nasa.gov 調整が続いていたジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡。最初の写真が公開された。重力レンズが一杯。 明日から正式な観測がスタートするとのこと。

ニュートン 2022年8月号

Newton 2022年8月号 作者:科学雑誌Newton 株式会社ニュートンプレス Amazon 特集は「物理」。ガリレオ、パスカル、ニュートン、ジュール、カルノー、トムソン、ドップラー、ヤング、ファラデー、マクスウェル、キュリー、アインシュタイン、ボーア、シュレー…

数学ガールの秘密ノート/図形の証明

数学ガールの秘密ノート/図形の証明 作者:結城 浩 SBクリエイティブ Amazon 本編の数学ガールは大学教養レベルで、秘密ノートの方は高校レベルぐらいのが多かった。本作はおそらく中学生でも読めるレベルの基本のところに立ち返っている。幾何の問題の証明と…

ニュートン 2022年7月号

特集は「パズルで身につく数学的思考」。正方形を敷き詰める話は知らなかった。n=11の時点で、「どうしてこんなの思いつく?」という解になっている(証明はまだできていないというのも)。他にも面白いネタが多い。 第二特集は量子コンピュータ。丁寧な説明…

ニュートン 2022年6月号

Newton 2022年6月号 作者:科学雑誌Newton ニュートンプレス Amazon 第一特集の数学「指数・対数編」は、まあ普通の内容。第二特集の「天気と気象」。災害との関係のコメントが個別に入っているところが今風。「乾いたフェーン」というのがあり、以前はフェー…

バッタを倒しにアフリカへ

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書) 作者:前野 ウルド 浩太郎 光文社 Amazon 著者名のミドルネーム(?)のウルドは、モーリタニアのバッタ研究所のババ所長から授かったもの。称号のようなもの。 表紙のコスプレも、プロモーションのために自らやってい…

生命の起源はどこまでわかったか

生命の起源はどこまでわかったか――深海と宇宙から迫る 岩波書店 Amazon JAMSTECの熱水噴出孔の研究はちょくちょく紹介されているし、トピックもニュースになっている。JAXA/NASAとの協力で生命研究をしていることも知っている。が、その全体をきちんと説明…

物理学者、SF映画にハマる

物理学者、SF映画にハマる~「時間」と「宇宙」を巡る考察~ (光文社新書) 作者:高水 裕一 光文社 Amazon SF映画をネタに物理学の話を紹介するというよくあるネタ。類書には「非科学的だ!」と青筋立てるものもあるが、本書はSFとしての設定と実際の物理学…

ニュートン 2022年5月号

Newton(ニュートン) 2022年5月号 [雑誌] ニュートンプレス Amazon 合成生物学の記事。ヴェンター博士のマイコプラズマのゲノム合成のことは知っていたが、ミニマルセットの実験は知らなかった。オリジナルが約100万塩基対で、ミニマルが約53万塩基対(473遺…

ニュートン 2022年4月号

Newton 2022年4月号 作者:科学雑誌Newton ニュートンプレス Amazon 特集の1つ目が「化学再入門」。燃焼、還元(鉄)、ハーバー・ボッシュ法、界面活性剤(石鹸)、有機合成、アスピリン、鏡像異性体、高分子、燃料電池。 メインの特集が「虚数」。四元数も紹…

ニュートン 2022年3月号

Newton 2022年3月号 作者:科学雑誌Newton ニュートンプレス Amazon 特集の「無」は、超高真空(ゲッターポンプという面白い名前の装置を使う)、量子、ときて「場」の話へ。(ヒッグス粒子が質量を持つ理由はヒッグス機構では説明できないというのは知らなか…

James Webb Space Telescope

www.nasa.gov打ち上げは成功した模様。 このあと望遠鏡の展開という関門がある。

ニュートン2022年1月号

Newton 2022年1月号 作者:株式会社ニュートンプレス ニュートンプレス Amazon 特集は、「オイラーの等式」。先月号がπ、来月号が三角関数で、ミニ連載っぽくなっている。 もう一つは「超ひも理論」。南部先生の弦理論、点でなければ密度無限大にならないこと…

Linux セットアップ

AWSの記事を読んでいて、しばらく触ってなかったなあと思い、たまにはと思ったが昔触ったときの環境は残ってない。というか、紹介とか見ると変更が多くて、基本的なところから見直した方が良さそう。 Linux環境はいいとして、最近はコンテナ使うのが当たり前…

ニュートン 2021年12月号

Newton 2021年12月号 作者:科学雑誌Newton ニュートンプレス Amazon 巻頭は例によってノーベル賞の解説。 特集はπ。 πの数字の並びは乱数なのか? πの計算方法の歴史、バーゼル問題、人類の至宝、などの話題を解説している。 短信では、「手洗いが20秒の理由…

真鍋淑郎氏にノーベル物理学賞

2021年のノーベル物理学賞を、地球温暖化をコンピューターで予測する気候モデルを開発した米プリンストン大上席研究員の真鍋淑郎(しゅくろう)氏(90)=米国籍=ら3氏に授与すると発表 真鍋淑郎氏にノーベル物理学賞 温暖化の予測法開発 - 産経ニュ…

AIの雑談力

AIの雑談力 (角川新書) 作者:東中 竜一郎 KADOKAWA Amazon そもそも雑談力って何? 必要なの?というところから始まり、最近の研究や実証を紹介している一冊。 AIと協調していくためには、AIが信頼を得る必要がある。雑談をすること、雑談をできることがその…

アポロ15号

発射は1971年7月26日、帰還は8月7日だった。 アポロ15号 - Wikipedia 50年前の今日が、アポロ15号の打ち上げ。 月面車を使ったのがこのとき。飛行士が戻った後で着陸船を月面に墜落させ、地震計を使った観測を行ったのも15号。 月周回衛星の放出実験も行って…

ニュートン 2021年9月号

Newton 2021年9月号 作者:科学雑誌Newton ニュートンプレス Amazon 特集は「科学の名著100」。夏休み向け読書ガイドといったところかな。半分ぐらいは読んだことあるけれど、未読のものもあり、幾つかはamazonでポチッと。 短信で面白かったのが「フェーン現…

DualSense

PS5のコントローラ「DualSense」。ハプティクスやノイズキャンセリングなど高機能満載だが、その中身と開発についての解説記事が2つ。 www.kodomonokagaku.com PS5 用ゲームコントローラ「DualSense」は どのようにして生まれたか 情報学広場:情報処理学会…

長尾真氏が死去

尾 真氏(ながお・まこと=元京都大学長)5月23日、出血性脳梗塞のため死去、84歳。告別式は近親者で行った。喪主は妻、美紀子さん。 京大工学部卒。専門は情報学で、画像や言語の情報処理に関する研究に力を注ぎ、顔認識や人工知能(AI)、機械翻訳の研究で…

ゼロから創る暗号通貨

ゼロから創る暗号通貨 作者:濵津 誠 メディア: 単行本(ソフトカバー) 仕事関係でブロックチェーンがどうこうという資料を引っかき回す羽目になったのだが、売上額がどうこう、利益がどうこう、というエクセルばかり見ていてもつまらないので、ちょっと気晴…

ニュートン 2021年6月号

Newton 2021年6月号 作者:科学雑誌Newton 発売日: 2021/04/26 メディア: Kindle版 特集の「心理学」は、様々な心理学実験とその解説をしている。 説明も丁寧で、「吊り橋効果」の説明のあとに「通じない場合もある」とかしてくれているのは珍しいし、再現性…

火星ヘリコプター

www.nasa.govNASAの火星探査機Perseverance に搭載されていたヘリコプターIngenuityが飛行に成功。地球外での航空機の飛行は初めて。パラシュートとか、滑空とか、離着陸用の噴射とかはあったけど、ヘリが飛ぶ、というのはまた違う話だものな。これで探査が…

アポロ13号

地球から321,860km離れたとき(アメリカ東部標準時で1970年4月13日)、機械船の2基ある酸素タンクのうちの一つが突然爆発した。 アポロ13号 - Wikipedia アポロ13号の事故が発生したのがちょうど50年前の4月13日。 前代未聞の事故に対応し、乗員3人を無事帰…

Persevereance着陸映像

Perseverance Rover’s Descent and Touchdown on Mars (Official NASA Video) ハヤブサのタッチダウンももちろん素晴らしいのだが、こちらの映像の緊迫感も凄いな。パラシュートのシーンは、「空気」の存在を強烈に訴える。

新型コロナからいのちを守れ

理論疫学者・西浦博の挑戦 新型コロナからいのちを守れ! 作者:西浦博,川端裕人 発売日: 2020/12/11 メディア: Kindle版 昨年末から夏頃までの西浦先生の活動を川端裕人先生がまとめたもの。 2019年の大晦日、武漢のニュースの分析をするシーンから始まる。…

パーサヴィアランス、着陸成功

やりました!!パーサヴィアランス火星着陸!!32年間夢見てた。夢は叶う、忍耐すれば!日本語:https://t.co/xA3ws7ZRbQWe made it!! Perseverance landed on Mars! I've dreamed of this moment for 32 years. Dreams do come true if you persevere!Engli…

アポロ14号

例の13号の事故のため間隔が開いた(それでも1年未満で、当時のスピード感が伺える)が、50年前の2971年、1月末に打ち上げ、2月5日に月面着陸、2月9日に帰還。 地震計の設置とか、あとゴルフをやった映像がよく出てくる。